広島県の文化資源画像

水分峡(みくまりきょう)

 安芸郡府中町にある。広島市の東部で呉娑々宇山(ごさそうざん)(682メートル)の麓にあり、北側の別峯は岩屋(いわや)の観音といわれる。ここを水源として府中川が流れ下るが、その上流部分が峡谷をなし、水分峡といわれている。
 小さくまとまった峡谷であるが、急流や渕、奇岩・怪岩も並び、広島からの手軽なハイキングの場所として知られている。小さなダムもあり、風情に富んだ地点があちこちにある。
 季節はやはり春の桜の頃から新緑の候、秋の紅葉の候がよい。また冬の雪の降ったときも風情があってよい。
 水分神社という小さなお堂もあり、水の神さまとして訪れる人もある。広島市の西の三滝とともに、東の水分峡として知られている。
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